ソーラン節にまつわるSDGsなお話
きのうは会長たちの運動会。
本来の運動会の土曜、準備体操直後に降り出した雨。
しばらく待機して、校長先生の再開宣言直後の土砂降り。。
とはうってかわって、さわやかな五月晴れ。
万国旗も映えました🇯🇵
会長、副会長のダンスは「南中ソーラン」。
青空の中、黒い法被(はっぴ)を身にまとい、アップテンポなソーラン節で会場を盛り上げました。
スタートは、
「ニシンが来たぞ〜!」
ニシン声出し隊📣の掛け声。
ソーラン節は北海道ニシン漁の漁師の歌なんだね。
ニシン漁について、調べてみたよ。
このニシン漁は、北海道ではアイヌの人々によって昔から行わていたそう。
江戸時代に入り、幕府の人々によって交易の対象となり、本格的に始まるよ。
大正時代に全盛期を迎えたものの、だんだん漁獲量が減って昭和30年頃に一度終わりを迎えます。
原因は3つ。
1つ目が、海水温の上昇🌊
冷たい海を求めてニシンが日本より北へ行ってしまったとのこと。
海水温の上昇の原因としては、やはり地球温暖化🌏
2つ目が、ニシンの乱獲。
制限なく獲りすぎることによって子孫を残せるニシンが減ってしまったこと。
最後に、森林伐採🌲
森の木を切り過ぎたことにより、森から川、そして海へ流れていた栄養が行かなくなってしまったそう。
やっぱり魚と人間がうまく付き合っていくには、持続可能(サステナブル)な関係が必要なんだね。
このニシン漁、今は養殖により稚魚(赤ちゃん)を育てたあと、海に放流すことで復活したそう。
ちなみに、このニシン、スーパーであまり見かけないかも?
聞いたことあるのも、北海道や京都で有名なニシンそば、映画『魔女の宅急便』でキキが届けるニシンパイ🥧くらい。
焼き魚などで食べることはあまりなく、主に加工されて、卵はお正月に食べる数の子、あとは肥料に使われることが多いそうだよ。
オマケ:
南中ソーラン節の「南中」は、稚内南中学校の先生が作ったからだそう!
「大漁」by 副会長
ニシン漁などについて知りたい人はこちら
(出典)
留萌水産物加工協同組合「日本のニシン漁今昔」
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